泉田知事の知事選出馬撤退表明からもう2週間あまり。
未だに後継候補が名乗りを上げません。
当初名前の挙がっていた古賀茂明氏は某週刊誌コラムで泉田知事から出馬要請と取れる発言があったことを明らかにしていますが、古賀氏は各方面からの出馬要請を断ったことをTwitterで名言し、これで古賀氏の出馬はなくなりました。
市民連合や政党の方々から要請されましたが、お断りしました。
新潟のことはとても大事ですが、今、私には、他にやろうとしていることがあります。
ただ、今回は負けられない!信頼できる、勝てる候補擁立に全力を尽くします。#新潟知事選 https://t.co/O7piEMUJp8— 古賀茂明 (@kogashigeaki) September 9, 2016
一方でこんな意味深なツイートも
若杉さんいいですね。今、彼と同じくらいの行政手腕+経済政策のプロ+原子力ムラと戦う勇気のある人を立てる準備が進んでいます。いないだろうと思うかもしれませんが、います!
応援の態勢を整えて、もう少しだけお待ちください。#新潟知事選 https://t.co/MWMXmRMWFs— 古賀茂明 (@kogashigeaki) September 9, 2016
新たに名前が挙がったのが「原発ホワイトアウト」の著者である覆面作家・若杉冽氏。
原発ホワイトアウトは私も読んだし、内容からしても若杉氏が脱原発寄りであることは明らかなので泉田知事の政策を引き継ぐ姿勢ではあるかもしれないし、候補者としてのインパクトもあるとは思うのですが、いかんせん覆面作家なため正体が一切不明。柏崎刈羽原発再稼働まっしぐらであろう森氏に知事を任せるくらいなら・・・とも考えられなくもないけれど、多くの県民が「おめさん誰らね」と言っちゃうであろう低い知名度では、立候補と同時に正体をカミングアウトしたところで泉田知事ほどの支持が得られるとは思えない。
さらに古賀氏は若杉氏ではなく「彼と同じくらい」と言ってるので結局のところ若杉氏でもないのかもしれません。
準備が進んでるとは言うけれど・・・・告示日の29日まで残りの日数が少なすぎる。
テレビにも出てて知名度もある古賀氏なら短い期間でも十分戦える要素はあるかもしれない。でも、それほどでもない知名度の方では名前を憶えてもらうだけで選挙期間が終わってしまいそう。
巷の声では森氏へ否定的な意見が結構多く聞かれるので、マトモな方なら勝つ可能性は十二分にあると思うのですけどねぇ・・・・・。
早期の候補者擁立を願います。