この夏の参院選に向けて共産党が野党間で候補者調整をすると明言した時、「へぇ~、あの共産党がねぇ~」と私はかなり意外だったのと同時に共産党の打倒安部自民党への本気を感じたものでした。
共産党って脱原発とか同意する面もあったりするので個人的にはキライじゃなく、でもそんなに支持もしてない中途半端な印象なんだけど、選挙になると勝てもしないのにどこにでも候補者立てて、他の候補者と票の奪い合いで結局共倒れする厄介な存在って面が強かった。
それが場合によっては折れると言ってるんだから、他の野党もぜひ共産党に同調して勝てる候補で一本化して勝てる選挙をしてほしい、と願うのですよ。
なのに、新潟の民主党は菊田真紀子氏の衆議院からの鞍替え出馬を決定。
新潟では生活の党の森ゆうこ氏が早々に出馬表明していて、続く維新の党の米山隆一氏、共産党の西沢博氏の3人の中から野党統一候補を選ぶという方向で話が進んでいたのに、昨年末までに候補者を立てられなかった民主党がここに来て菊田氏を擁立しました。
民主党、アホじゃね?
自分の党から出したいって気持ちはよくわかるのだけれど、あの共産党が野党間協力を表明してる中でKYな候補者擁立は意味わかんねぇ。
衆議院からの鞍替えが本気の表れだって報じられてたけど、ホントの本気は党利党略を捨てて打倒自民党に向けて野党一丸となることじゃねーの?
衆参同時選挙になる可能性もまだ捨てきれない現状で、ここは森氏で一本化する以外に選択肢はないとみんな思ってるってのに。
新潟4区で菊田氏に投票した有権者も今回の出馬に疑問を抱いてるし、4区では森氏も菊田氏を支援したってのに、恩を仇で返すようなことしてる場合か?
https://twitter.com/moriyukogiin/status/693797407990001665
こんな話も出てるし、電力側からの圧力に屈する民主党ならもういらないって感じですよ。
民主党はこの先も生き残りたいのなら、ホントの本気を見せないと。
小異を捨てて大同に就く
打倒・安部自民党
枠は1議席。今度ばかりは2位じゃダメなんですよ。