歌手・大塚愛さんのツイートが波紋を呼んでるようで。
4年の月日が経って、薄れていく記憶とは反比例に募る放射能による子供への影響の不安。未だに食品には不安が多く、神経質に過ごす毎日には、起こった出来事の大きさを少しも忘れることはありません。
— 大塚 愛 (@ai_otsuka99) March 11, 2015
これからも月日が経ってわかることがでてくることと向き合わなきゃいけない未来が来たときに、子供たちを守れることは何か、考えて行動しなきゃいけない。守りたい。
— 大塚 愛 (@ai_otsuka99) March 11, 2015
同じく不安を感じている私から見れば何もおかしなこと言ってないと思うのだけど、同じように共感する声がある一方で批判の声もあるんだとか。
まぁ芸能人なので影響力もあるし、その分、叩く人も多いのでしょう。3.11はタイミング的なこともあって、他でも同じようなのが見られましたね。
いや、実際にはこの4年間ずっとです。
思うに、この不安に感じる人とそうでない人の垣根っていくらやり合っても埋まらないんじゃないでしょうか。
当初は楽観してたのが色々知って警戒するようになった人も、逆に警戒していたけど今は気にしてないって人もいるかと思いますが、どちらかと言えばそういう人は少数で、大半はあの爆発の後に向いた方向のまま変わらず4年を過ごしてるような気がします。
三つ子の魂なんちゃらと言いますが、不安に思っていた人はこの先5年10年経っても被曝由来と思われる病気になる人は全然出なかったとか、不安に思ってない人はご自身や家族・友人などにそういう症状が出てきたとか、何かしら思考を変えるだけの強いインパクトでもない限り、4年もの間変わらなかった思考はこの先もそう簡単に変わらないでしょう。
いずれどちらかの判断は下る。だったらもうどちらが正しいとか不毛な争いはやめて、お互いに干渉しなきゃいい。
最近はそんな風に思います。
大塚愛さんも歌手・芸能人である前に子どもを持つお母さんです。元々有害として扱われていたものが環境中にバラ撒かれて、それに対して子どもへの影響を不安に感じるのは人として母として自然な感情で、叩くようなものではないと思います。
もし叩くのなら、事故の原因を作った東電や原発を推進してきた政府を叩けばいい。
被害者同士で争って、一番喜んでるのは加害者ですよ、きっと。