ノーベル賞発表の時期ということで、このところニュースでも度々目にしますね。
そして今、日本人にとって最もHotな話題は憲法9条がノーベル平和賞の有力候補に挙げられているということ。
元々一般の主婦の方が署名活動を始めたことが発端となっているらしいのですが、実際に受賞するかどうかはわからないにしても、こうして世界から憲法9条が注目されるというのはそれ自体に大きな意義があるんじゃないかと感じています。
事実、戦後の日本が一度も他国と交戦することなく平和を維持できたのは憲法9条によるところが大きい。アメリカ様から何か言われても「日本には9条があるから」と断れたし、諸外国にとっても日本は9条によって戦争放棄の意思を示していると認識されているわけだし。
もし9条がノーベル平和賞を受賞したとしても、それ自体に法的拘束力はないので、安部政権が進める憲法改定を阻止する決定打にはならないかもしれませんが、世界的に9条が平和に貢献していると認められれば自国の憲法とはいえ今まで通りのなし崩し的に事を進めることは難しくなるでしょう。
安部総理はピリピリしてるかなぁ。
でも、平和を願う憲法が世界から認められるのって日本国民としては喜ばしく、誇らしいことなんだから、それを歓迎しないってのもおかしな話ですよね。
私は日本が他国に武力行使できるようにするとか、武器を輸出できるようにするとか、そういうことではなく、世界に9条を広める「平和輸出国」になってほしいなぁ。