昨日、投開票が行われた滋賀県知事選。自民・公明・維新の推薦する小鑓氏を破り、現職の嘉田知事が支持した三日月氏が当選しました。
私はもちろん投票できないのでTwitterやネットのニュースなどを見ながら行く末を傍観していました。
実際のところ、各候補の人柄であるとか支持層がどうなのかとか滋賀県内の有権者の意識とかはよくわからないんですけど、ネットで言われているのはこの前の集団的自衛権行使容認の強行姿勢が「自民党No!」の声を押し上げ、結果として三日月氏の当選に結びついたという意見が多く見られました。
地方自治体の知事選で争点がそれってのはちょっとどうなの?と思いつつ、私的には嘉田知事も嘉田知事の政策を引き継ぐ三日月氏もいろいろ半信半疑な目で見てたりもするんですが、とりあえず自民推薦候補を破ったのは朗報かな、と思ってます。
これで脱原発にも弾みがつくといいんですけどね。
で、この選挙結果がホントに自民への反発によるものなのかはともかくとして、有権者の一票がちゃんと結果を出せるということを示したのも意味が大きいんじゃないでしょうか。
当選した三日月氏が25万3728票、次点の小鑓氏が24万652票、その差わずか1万3000票あまり。投票率が50.15%とかろうじて50%を超えたものの、あともう少し投票率が低かったら逆転していた可能性もあり、逆にもっと投票率が高ければ小鑓氏大敗という結果になっていたかもしれません。
ムードに流されて投票率だけ上がってもそれはそれで逆効果。でも、投票すれば民意は反映される(操作がなければ、ね)。あとは有権者が政党や候補者をしっかり見極め、確かな人に一票投じれば少しずつでも世の中はいい方向に変わっていくかもしれません。
先日辞職を表明したあの号泣議員も選挙で選ばれてるわけですから、有権者の見極める力も高めていかなきゃいけませんね。
安部さん、今頃焦ってるだろうなー。