助け合い、譲り合い、思いやり

ホリエモンが公共交通機関で泣いてる子どもに睡眠薬飲ませたらみたいなことをツイートして炎上してるそうで。

前にも飛行機の中で赤ちゃんが泣いて文句言われたとか、電車に畳んで持ち込んだベビーカーがジャマだって文句言われたとか、度々ありましたよね。

こういうのを耳にする度に私は「なんだかなぁ」と思ってしまいます。

確かに本来静かにするべき公共の場で子どもが泣いてたら私もうるさいなぁと思います。

でも、子ども、特に赤ちゃんはそもそもそういうもので、言葉の話せない赤ちゃんはお腹が空いてたりおむつが汚れてたりすれば泣き声で訴えるのは当り前のこと。

それをうるさいって文句言ったり、まして睡眠薬飲ませるなんてちょっと違うと思います。

 

昨日、きっこさんがこんなツイートをしてました。

きっこ

 

他人との干渉を避ける現代社会において知らない誰かが自分の子どもをあやすのを受け入れるのかってのは微妙かもしれませんが、非常に素直で当り前の考えじゃないかと私は思います。

 

一方で、やたら権利を振りかざす人も多いですよね。

公共の場で子どもが騒いでもほったらかしで当然の権利のように振舞う親とか、買った商品に不備があったからって店員を土下座させるおばちゃんとか。

 

なんか・・・・気持ちにゆとりのない人が多いんじゃないですかねぇ。

 

私はよく子どもたちに「助け合い、譲り合い、思いやりを忘れずに」と言ってます。

兄妹ケンカの大半はたいした原因じゃありません。半分コしたお菓子の一方が多かったとか、一方はお手伝いしてるのに一方はしてないとか、貸したものを壊されたとか。

まぁ子どもたちにもそれぞれ主張があるのは結構なんですが、相手に対する気遣いも忘れてほしくないんですよね。

それができればたいていのトラブルは回避できるし、イヤな気分になることもありません。

 

赤ちゃんが泣いていたらそれは赤ちゃんなんだから仕方のないこと。赤ちゃん抱いてるお父さんお母さんは大抵子育て経験が少ないんですから、周りで助けられることがあったら助けてあげればいい。お父さんお母さんも赤ちゃんが泣くのは予測できるんですから、泣くのは当然と開き直るのではなく、状況に応じてできるだけ周りに迷惑かけない方法を選択すればいい。

人は一人では生きていけないし、社会と関わらずに生きてもいけません。

東日本大震災のほか、今じゃ毎年のように全国各地で震災・災害が起きてますが、そういう時にはみんなが助け合って、譲り合って、思いやりの気持ちを持って乗り切ろうとしてますよね。非常時に限らず平時でも全てのベースに「助け合い、譲り合い、思いやり」があれば、もっと社会は気持ちいいものになると思うんですよね。

お互いの権利をぶつけ合うばかりじゃなく、ココロにちょっとゆとりを持ちましょうよ。

 

・・・・・なんて偉そうなこと書いておきながら、子どもたちに対して言うほどゆとりを持って接してるかって言えばそうでもなかったりするので、まだまだ私も未熟ですね(汗)