沖縄のアメリカ軍基地問題で普天間の早期返還と引き換えに辺野古の埋め立てを容認するんじゃないかって話がありますが・・・・。
普天間基地がなくなっても辺野古に移転したのでは普天間のリスクは軽減されても沖縄全体でのリスクは減らないし、何よりあの美しい辺野古の海を埋め立ててしまっては沖縄の貴重な財産が失われてしまう。そんな簡単な話じゃないってのは重々承知の上ですけど、基地を動かすのではなく基地を減らすようにしていかないと結局同じことの繰り返しじゃないですかね。
仲井真知事って私は前から国寄りなのか県民寄りなのか微妙な印象持ってるんですけど、国から振興予算もらって普天間がなくなれば沖縄県民はOKと思ってるんでしょうか?仲井真知事も徳洲会と繋がってるってウワサも聞くしね・・・・。
先日いきなり決まった南スーダンPKOの韓国軍への銃弾提供。
緊急性が高いこと、民間人を守るための人道的支援であること、同型の銃弾を持っているのが自衛隊のみだったこと、等から、この話を聞いた最初は「そ、そういうことなら仕方ないのかな・・・・」と思ったんだけど、日本にとってとても大切な平和憲法や武器輸出三原則の面でこういう大事な話が「例外」として簡単に決められちゃうのってすごく怖いなって思いました。
こういうのも前から金だけ出して直接手を下してなければ戦争に加担したことにならないのかとか、補給や護衛は戦争に加担したことにならないのか等、いろいろ議論があって簡単に結論の出る問題じゃないんだけど、銃弾を提供するってことはそれで人が殺傷されることがありうるわけで、人道的支援であっても日本はこれを簡単に話を進めてはいけないんじゃないかって思います。
韓国からは「日本に政治利用された」なんて言われてるみたいだし・・・・。
今日は安部総理が靖国神社に参拝したそうで、私個人は戦没者に哀悼の意を表すのは一個人でも総理大臣でも日本人として普通のことで他国からとやかく言われる筋合いじゃないと思ってはいるんですが、それを快く思ってない国があるってのもまた事実で、正当性ウンヌンは別にして、このタイミングで参拝するのは緊張を高めるだけでデメリットの方が大きいんですから、予告無く参拝する前に他国に理解してもらえるように努力する方が先じゃないかなって思います。
この前、中国が防空識別圏を変更した際も、アメリカ等は航空会社に中国へのフライトプラン提出を推奨してるのに対して日本はフライトプラン提出は不要と強硬姿勢。挑発的な行動ばかりの中国もどうかと思うんですけど、挑発に挑発で応戦する安部内閣は穏便に済まそうって気持ちよりケンカがしたくてたまらないって印象を強く持ちます。深読みしすぎかもしれないけど、防空識別圏内を飛んだ日本の民間機が攻撃されれば中国に宣戦布告するいい口実になるって思ってるんじゃないですか?
他にも特定秘密保護法とか、憲法9条改定とか、一つ一つの点だった問題が全て戦争へ向かって線で繋がっているような、そんな危機感がこのところずっとあります。
未だ諦めない原発再稼動も本来の目的である核兵器製造のため?
これで例えば中国と尖閣や防空識別圏で武力衝突が起きたりすると、やっぱり沖縄に基地は必要でしょ?オスプレイも必要でしょ?緊急時だから例外で攻撃しちゃうよ?いつまでも例外ってわけにはいかないから憲法9条変えちゃうよ?子どもは18歳になったら徴兵するよ?中国やっつけるには核ミサイル必要でしょ?国防のために秘密を漏らした人は捕まえるからね?などなど、なし崩し的に戦争に突き進んで行ったりしないですか?
ここのところまた株価が上がって円安も進んで喜んでる人も多いみたいですね。
株価が上がれば戦争になっても安部政権を支持しますか?
まさか戦争なんてするわけないじゃん・・・・なんて思ってると、気付いた頃にはもう遅いってことになってるかもしれませんよ。
ほら、もう戦争への足音が聞こえてきませんか・・・・?