死へのツイート

私がTwitterのタイムライン上で被曝の影響と疑われる死亡報告を見かけるようになったのは2年前の今頃だったでしょうか。

それまでも被曝初期症状と思われる報告はTwitter上でもリアルでも聞いてはいたし、少なからず死亡した話もないことはなかったんだけど、「やけに多いな」と感じるようになったのはその頃からだったと記憶しています。そして年が明けてからは目に見えてその類の報告ツイートが加速度的に増えてきて、原発事故から1年が経った3月頃にはもう毎日のようにそういうツイートが流れるようになっていました。そして今、健康不調や突然死ツイートはタイムライン上で見ない日がほとんどありません。

あ、もちろんこれは私のタイムライン上に限った話で、受けた印象も私の主観なので、全てがそうだとは言わないし、思ってもいません。

同じ事例が姿形を変えて拡散してるかもしれないし、ネット上での話だから捏造もあるでしょう。原発事故前だって心筋梗塞や急性白血病が無かったわけじゃないし、事故が起きたからって何でもかんでも被曝によるものとは断定できません。

なので、こういう情報はできるだけ中立的にニュートラルな気持ちで話半分程度に受け止め、「そういう事例もあったよ」「もしかしたらそうかもね」くらいに頭にインプットするようにしています。

まぁぶっちゃけそんなの見聞きしても楽しいもんでも嬉しいもんでもないし、中には自分も無関係じゃないケースもあったりするんだけど、そういう話は受け取るコッチも気持ち的なキャパが追いつかないって言うか、事実を認めたくないって言うか、できればスルーしたいくらいですもん。

でも、だからと言って情報を遮断してしまうと防御もできない。

だから、全てがそうだと鵜呑みにせず、逆にその可能性も否定せず、必要な情報は集め、できる範囲で最大限の防御、これが今の私のスタンス。

そうは言うものの・・・・昨日のonodekita氏のブログはかなりショックを受けました。

若手アニメ作画監督(39歳)が脳梗塞で急逝: 院長の独り言

読んだ時、ゾッとしました。

Twitterでもブログでも「○○県の○歳○性が○○○で突然死。昨日まであんなに元気だったのに・・・・」みたいな感じで基本的には最低限の断片的情報ばかりなんだけど、この方のツイートを時系列で見ていくと、まるでホラー映画のシナリオに沿って書かれているような、でもこれは紛れも無いリアルなツイート・・・・。広く認識されている被曝症状も見受けられ、こういう生々しいソースは初めて見ました。仕事も多忙で食も含め健康的とは言えない生活をしていたようなので、そういうものから来た可能性も当然あるだろうけど・・・・・個人的にはそれかなって気がしてます。

昨日から早速onodekita氏のアンチがいろいろ騒いでるようですが、コレを見てそうではないと思う方がいたらそれはそれでその方の判断。なんせ、そうだという証拠もないし断定もできないし、あくまでも「疑い」でしかないんだから。今までそういう白黒つけようって言い争いを何度も見てきて、歩み寄りや着地点を見出すなんてことができないのもわかってるから、そう思わない方はスルーでいいんじゃないでしょうか。

ただ、私も40を過ぎた頃から少しずつ身体の衰えみたいなのを感じるようになってきて、こういう話も決して他人事じゃないんだって思うと怖くなりますね・・・・・。

故人のご冥福をお祈り致します。

 

2件のコメント

  1. あるとも言い切れないし、無いとも言い切れない。被曝に関してあまりにも情報が入り乱れてるのも問題ですね。だから正しい判断も出来ないのかもしれない。宗教まがいの変な人達も出てるようですし、不安ばかり煽っている人達や楽観視ばかりしてる人、科学的な根拠に基づいて『これくらいまでなら安全だ』とラインを引いてる人、もう日本終わってるという人。
    それでも世界は回ってくんでしょうね。どんなに多くの犠牲者が出ても。

  2. 結局、子どもを守るためには自ら情報を探し、自ら判断するしかないということでしょう、現状では。

    こういう話はこれからもっと増えていくでしょうね。

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