最近、お客様からホームページでの消費税の表示について相談をいただくことが多くなってきました。
来春に5%から8%へ上がる消費税。
10000円の商品なら税込10500円だったのが10800円に金額が上がるわけですから、実際の商品が値上げになってるわけではなくとも消費者には値上げしたように見えちゃいますよね。
事業者側としては「高くなった」という印象はできるだけ与えたくないってことで、今まで税込で表示していた方でも税抜表示を望む声が少なくありません。
でも、基本的には消費税を含んだ総額表示が義務付けられてるようなので、税抜価格だけを表示するのはたぶんアウト。
具体的には
10,000円(税込10,800円)
10,800円
10,800円(税込)
10,800円(税抜価格10,000円)
10,800円(うち消費税額等800円)
10,800円(税抜価格10,000円、消費税額等800円)
という表示をすることが求められますので、税抜価格だけを表示して「別途8%の消費税がかかります」等の文言を別記するのはダメなんでしょう。
ま、それは8%に上がった時に限らず5%の現在でも同じなんですけど。
なにより消費者の立場に立てば、税抜きで安く見せておいてあとから消費税は別ですよと言うよりは最初から税込表示していた方が断然親切です。
ネットオークションで「やった~。500円で落札~」なんて喜んでたら、消費税別、さらに送料が2000円!とかだった時のショックったらないですもん(ちょっと話が違うか)
なので、ウチは事業者であるお客様よりもお客様のお客様であるエンドユーザーの利便性を優先したホームページ作りを薦めていることもありますので、原則的に税込表示にするようにお願いしています。
当然、来春にはウチのホームページも8%の税込表示に変わります。
しかし・・・・・一番いいのは消費税上げないことなんですけどねぇ。
増税して景気回復した事例って無いし。
景気回復させたいならむしろ減税でしょうに。
しかも次は10%も控えてるわけでしょ?
しかも自民党は増税分を福祉や公共サービスではなく一部の大企業のために使っちゃうだろうし。
しかも8%なんてハンパな税率じゃまた1円玉不足って騒ぎになっちゃうだろうし。
消費税上がって喜ぶのは還付のある輸出企業だけでしょ。
また便乗値上げも続出するんでしょうなぁ。
庶民に厳しい棄民政策、もうやめてほしいです。