秘密保全法と葬られる人々

国民に充分周知されないまま決められてしまうのではないかと危惧されている「秘密保全法」

先日、藤原紀香さんが異例のブログ記事をアップしたってことでも話題になりました。

Norika’s Diary|秘密保全法案って?

原発一つとっても隠蔽しまくりの現状で更にこんな法案が通っちゃった日には益々隠蔽されまくって我々に正しい情報なんか何一つ伝わらなくなってしまう。

17日に〆切られたパブコメは私もダメモトで送りました。ウワサでは19万件ほどのパブコメが寄せられたらしいのですが、これがどれだけ法案の審議に影響与えるかは正直微妙。でも、ダメモトでもやらないで後悔するよりはマシかな・・・と思ってます。

 

で、それと関連するかどうかはわかりませんが・・・・・

この前、タレントのみのもんたさんの次男が何やらやらかして逮捕されたなんて話がありまして、その前にも番組内でのセクハラ疑惑とかいろいろあったようですけど、私は元々みのもんたはあんまり好きじゃなかったので彼がテレビに出なくなっても子どもが逮捕されても別にどーってことはありません。

が、コトの真相はそう単純な話でもないんじゃないか・・・・というウワサも耳にします。

みのもんた氏がオリンピック決定前に原発問題を「ズバッ」と一刀両断していた! – NAVER まとめ

みのもんたがここまで言ってるというのはこの件で知るまで私も知りませんでした。どうせ言うならラジオじゃなくテレビで言ってくれよと思いますが、長く芸能界にいる彼もこれがギリギリの線じゃないかというのは承知した上での発言なのかもしれません。このラジオでの発言に関して私は何の異論もなく、極めてマトモな認識だと思います。

で、推測でブログを書くのはあまり良くないとは思うんですけど、これらを見てるとみのもんたはハメられた可能性もなくはないかなと思ってしまいます。

 

そしてまた別の件で、

9月7日に新潟県の泉田知事がIWJの単独インタビューに応えました。

2013/09/07 「福島ではどこが問題だったのか、社会的な意思決定、制度の問題も明らかにした上で改善しないと、我々人類の子孫は生存の危機に直面する」 ~岩上安身による泉田裕彦新潟県知事インタビュー | IWJ Independent Web Journal

この中継は私も拝見させていただいて、いつもながらの泉田知事の正論っぷりに感心したものですが、インタビューのあとで泉田知事は

「ここまで言ったら危ないかも。消されたり、自殺したり。でも、僕は自殺しませんから。遺書が残っていても、自殺ではない。もし僕が自殺なんてことになったら、絶対に違うので調べてください。」

と言ったそうです。

以前にも似たニュアンスの発言をしてたような記憶がありますが、つまりこれは泉田知事自身も「黒い力が自分に及ぶ可能性」を自覚しているということで、その上でこれらの話をしているのです。原発事故以降の知事の発言は度々物議を呼び、その度にねつ造スキャンダルで消されるのではないかと言われていました。福島第一原発のプルサーマル計画に反対していた佐藤栄佐久・前福島県知事のように・・・・・。

 

秘密保全法による不都合な情報の隠蔽。

不都合な情報を発信する者への圧力。

これらがまるで無関係とは思えません。

策略的な腹黒い話にはあまり首を突っ込みたくないものですが、無関心でいると一番困るのは私たち自身。

腹黒い連中に好き勝手させないためにも監視が必要です。