たぶんまたそうなるんだろうなぁ~という諦めもある中で、でもなんとか、お願いだから、いやきっと・・・・と願いながら、あーやっぱりという結果に終わった参院選。
結果的に私が望んでいたものとは程遠いけれど、結果は結果。これが今の民意なんだと受け入れます。
でも、
微妙だと思っていた山本太郎の当選は素直にうれしい。
当確が出たときに彼は万歳せずに「もう一人じゃない」と雄叫びを上げた。彼の言う通りここからがスタート。正に棘の道が待ってると思うけど、彼に集まった66万票余りは「もう一人じゃない」ことの表れなのだから、その想いを背に国会で思う存分叫んでほしいし、彼に66万票を託した有権者も彼を支え続けていってほしい。
昨日までメディアにスルーされまくっていた「ミスター放送禁止」の彼が今日はあちこちのテレビに出演しているようで、どこまで喋れるかはこの先も予断を許さないところではあるけど、今のご祝儀出演ラッシュが終わってもメディア露出は積極的に展開していってもらって、ネットだけじゃないテレビ・新聞しか情報源がない方々にも伝わっていくといいですね。
そしてもう一つの台風の目、三宅洋平。
こちらは残念ながら当選は叶わなかったけど、候補者名で17万6970もの票を集めたことはとても大きい。ブラックワタミなんかより全然多いしね。今回は立候補前までに知名度が足りなかったことやこの選挙期間では浸透するのに時間が足りなかったなど準備不足の面もあるでしょう。それでも無名の新人としては驚異的なほど多くの人たちの心を揺り動かしたのは事実だし、山本太郎当選に貢献した功績は計り知れない。結果として負けは負けでも彼だってこれで終わりとは思ってないんだから、今回の大きなうねりを一過性で終わらすのではなく、彼と彼を支える仲間と共にこれからもチャランケしていってほしいと願います。
でね、
山本太郎の当選と、三宅洋介の落ちたけど17万票ってのは、我々の1票が決してムダでも小さいものでもないってことも少なからず示したと思うんだよね。
今回の参院選の投票率が52%くらいっていう低さはそれはそれで問題だし、17万取った三宅洋平が落ちて7万票の自民党候補が当選っていう比例の仕組みもいろいろ問題があって改善していく面は多々あるにしても、この限られた条件の中でもそれ相応の結果が示せたことは大きいし、次につながると思う。
もちろん私もこれで終わったなんて思ってない。今は障子に爪楊枝で小さな穴が開いたくらいかもしれないけど、せっかく開いた穴を塞がれることなくでっかく広げていけるように自分のできることはこれからも続けていきたいと思ってます。
まだマイノリティかもしれないけど、もう一人じゃないよ!!
あと・・・・ここからは愚痴だけど、
柏崎刈羽原発の再稼働問題を抱える我が新潟県、福島第一原発事故で一番苦しめられている福島県、ここで自民が勝つってどうなのよ?
自民=再稼働とは限らんかもしれないけど、福島で当選した森まさこは福島県内の原発全機廃炉を訴えてはいたそうだけど、なーんか「あんたらホントにそれでいーの?」とか思っちゃうんですよねぇ。
その点、民意が汲み取られた沖縄はまだ救いがあったのかな・・・・って、沖縄でも2位で落選した自民との差が僅差なんだよね・・・・。
まぁなっちまったもんは仕方がない。自民党にはねじれがなくなった分せめて東北の復興だけでも速やかに進めていただきたいですね。
選挙って、まぁ、結局は『数は力なり』かもしれませんが、それが政治の大前提でもあり、ルールなのであればそれに従うべきなのかもしれませんね。共調・共闘せずに、無駄に組織の数を増やしてる野党、無所属の方々には、いつも残念でしかありません。逆に、自・公以外は、わざと票をばらけさせて自・公連立政権を成り立たせるために政治活動してるんじゃないかとさえ、疑います。
小さな一歩は大事かもしれない。希望を与えることもあるが、代償が伴う場合もあるのではないかと、不安に思ったりします。
山本太郎さんの当選には
ヤッター!とさけびました
新潟県で森ゆうこさんが当選出来なかったことは残念でしたが、
この思いを太郎さんに託したいと思います!
太郎さん、荒れて下さい!
叫んで下さい!
未来の子供たちのために…
愛する日本の為に…
そして疑われている不正を
暴いてほしい…
いつか国民に目が覚めるときが
来るでしょう
>UNIさん
「数は力」という点は否定しません。
でも、10数日前まで政治の世界じゃ無名だった三宅洋平が17万票以上得たのも数の力にはなりませんか?
彼らだけに希望を託すのではなく、共感した人たちがもっと繋がってもっと広がっていけば、小さな一歩は大きな数の力にもなるかもしれない。
楽な道じゃないけど私は諦めたくないですね。
>なおんぽさん
これから山本太郎が歩む道は決して平坦じゃない。
もう一人じゃないけれど、彼一人に頼ってばかりじゃダメ。
想いを託すのと同時に、皆で支えていきたいですね。