人命よりも経済

ボーイングの最新旅客機787型機でトラブルが発生。

現在原因の調査中だがまだ特定できず、世界中のB787が飛べないでいる。

 

そりゃそうです。

同じトラブルが他で発生するかもしれない、最悪の場合は事故につながるんですから、原因もわからないうちに同型機を飛ばそうなんてことは普通はしません。

本当は航空会社もこの燃料代のバカ高いご時世ですから燃費のいいB787を飛ばしたい。せっかく高い金出して買ったんだし。

でも、万が一事故を起こせば会社の信頼にかかわるし、何よりも乗客・乗員の安全が第一。

だからB787は飛ばせない。

これで「他の機体はトラブル起きてないから問題ない!」なんて言ったら誰も乗らないでしょう。

 

しかし、B787と真逆の対応してるのが原子力発電所。

事故が起きました。
原因究明はまだできていません。
それどころか事故そのものがまだ収束してません。
追加の事故対策も津波対策もできていません。
バラまかれた放射性物質の回収もできてません。
ご迷惑をおかけした方々への補償も賠償もできてません。
原発施設の下には活断層があるかもしれません。

でも原発は再稼働します!!

 

おかしいでしょ。

墜落するかもしれない飛行機に国民を乗せようってんだから。

しかも事故起きた時の被害は飛行機の比じゃないのに。

人命よりも経済が大事!

 

人命あっての経済だと思いますけどねぇ。

 

2件のコメント

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