まぁ、なんちゅーかね、
ここまでヒドい結果になるとは思いませんでしたよ。
福島第一原発事故を経験し、多くの住民が故郷を追われ、汚染食品や瓦礫が全国にバラ撒かれ、原発直下に活断層が見つかっているっていうのに、それでもまだ原発推進政党を支持する人がこんなにもいるとはね。
大半の有権者にとって、東日本大震災も福島第一原発事故も過去の出来事ってことなんでしょうか。
被災地復興よりも景気回復。
被曝防御より原発再稼働。
食の安全よりTPP。
原発の恐ろしさをこの国で一番痛感してるはずの福島県ですらほとんどの選挙区で自民党が勝ったというのは私から見ると狂ってるとしか思えない。
今年の漢字の通り「命」より「金」ということ?
民主党がダメだから自民党?そんな短絡的でいいの?
下の写真はドイツARDのニュース映像。世界からは日本人はクレイジーと思われてることでしょう。
衆議院選と同時に行われた東京都知事選でも期待の宇都宮氏は及ばず猪瀬氏が当選。
3.11直後の都知事選でさえ石原氏を選んだ都民ですから、宇都宮氏への期待の反面、これはそうなるだろうなとは思ってました。関東では今後もPM2.5と化した放射性物質や重金属を吸い込む生活が続くことになりますので、宇都宮氏を支持した方は早いうちに関東を脱出した方がいいでしょう。人口比から考えて顕著に影響が出始めるのは福島より関東の方が先かもしれません。
注目の東京8区も山本太郎は及ばず石原伸晃が当選。
これは結果だけ見れば非常に残念ですけど、石原氏にダブルスコアに近い票差をつけられたとはいえ、出馬表明からわずかな期間で支持基盤も持たない彼が7万以上の票を得たのは石原氏に一矢報いたわけで、石原氏にとってもこの結果は脅威だったに違いない。山本太郎と民主・共産の合計票数は石原氏を上回っていましたから、これが打倒石原で選挙協力してればと悔やまれるところでもあるんですが、彼にはこのまま終わって欲しくないと強く願いますよ。原発事故や子供たちの未来と真正面から向き合ったのは全候補者の中で彼だけですから。
昨夜8時過ぎからテンション下がりまくって、書きたいことはいっぱいあるのに頭の中がまとまりません。
でも、こっちはこっちでまだ戦いは終わってませんから、こーゆーネタは今後も続くと思いますのでこれからもよろしくです。