先日の市民主催説明会で講演していただいた山本節子さんのブログ。
⇒ 地方へ向かう汚染焼却灰 | WONDERFUL WORLD
3.11以前からゴミ焼却灰の捨て場所がない都心部ではそれを地方に押し付けるということをやってきました。
そして今は自分が出した放射性物質焼却灰を地方に押し付けている。
瓦礫は燃やすけど出た灰は受け入れないって?
「被災地のために」という大義は立派だが、やってる事は中途半端で無責任。
結局泣きを見るのは経済的弱者である地方。
首都圏で使う電気のために、原発事故のリスクや使用済み核燃料を地方に押し付けてるのと構図は一緒。
これが「絆」ですか?
関東圏の中でも極めて汚染が深刻な千葉県柏市は普通の一般ゴミでも相当な放射性物質が出る。
燃やせば灰に濃縮されるし、一部はPM2.5となって大気に放出され地元住民の体内に入る。
放射性物質を含むゴミの焼却は地元にも地方にも何一ついいことなんてない。
新潟も同じことが起こる。
今回、新潟5市で受け入れようとしている瓦礫で生じた焼却灰は地元の処分場に埋め立てられる予定だが、一度汚染灰を受け入れれば他県の灰も受け入れるための実績にされかねない。
福島から新潟に避難されている方々はこれをされたらどう思うか?
これが新潟の避難者に対する「絆」なんですか?