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3D CG 制作の流れ

D-StyleではCADデータの利用やストックデータの流用、独自のテクニックなどで効率的にCG制作を行い、コストダウン・納期短縮を実現しています。

ここでは、建築物を例に、CG制作工程の一部をご紹介を致します。

⇒ その他の3D CG作例はこちら

3D CG 制作の流れ

1.打合せ

制作するCGの内容・形状・材質・納期・予算etcを打合せし、詳細決定後、必要な図面・CADデータ・資料をお預かりします。

今回はCGパースと建設予定地の写真合成を制作することになりました。

2.モデリング準備

CADデータをCGソフトにインポートお客様からお預かりしたCADデータをCGソフトにインポートします。

CADデータを利用することで、モデリング時間を短縮することができ、形状の正確さも増します。

また、CADデータが無い場合も下絵はCADで行い、極力モデリングを省力化します。

CADデータは、AutoCAD(dxf・dwg)・JW-CADなどに対応しています(お客様側で変換していただくことで、他CADソフトのデータも使用できます)。

3.モデリング

インポートしたCADデータを元にモデリングインポートしたCADデータを元にモデリングしていきます。

今回は正面がメインなので、見えない背面や室内は細部までモデリングせずに時間の許す限り、正面周りのディティールアップに力を注ぎます。

建物の大まかな形状が出来たら、材質・色彩の設定、植栽や小物の配置、カメラアングル・照明の設定をして細部を詰めていきます。

小物部品や材質設定などは、ストックしているデータを流用し、ここでも作業の効率化を図ります。

確認用画像モデルが完成したら全体・細部の画像をお客様にメールで送り、形状・色・素材などを確認してもらいます。

4.写真合成

写真合成微修正を加え、最終モデルが完成したら、建設予定地への写真合成に移ります。

お客様に用意していただいたデジカメで撮影した画像(アナログ写真の場合はスキャニング)を読み込み、写真に合うようにCGモデルのカメラ・照明を設定して、合成用画像を作り写真と合成します。

写真合成このように、建物単体ではわからなかった周りとのバランスなども、写真合成を行うことでより現実的な比較・検討が可能になります。

今回は画像が映えるように曇り空を青空への修正も行いました。

完成した画像を再びお客様にメールで送り、OKであれば、CGパースと共に光沢紙で出力をして、納品となります。

5.修正

修正 後日、建物の一部に設計変更が生じました。

そのような場合も、モデルの一部を修正するのみなのでそれほど時間はかかりません。

これがもし手書きパースだったら最悪の場合、書き直しになるところでした。

写真合成の方も、前回のカメラ・照明の設定が保存してあるので、それを利用して再合成します。

6.完成

再び光沢紙で出力して、最終納品となります。

今回は建物正面のCGパースと写真合成のみでしたが、さらに側面・背面・上面・室内などの詳細画像や、Movieへの発展も可能です。

このように、一度モデルを作ってしまえば、様々な用途に使用できるのはCGならではの利点です。


CGモデル 全景パース

CGモデル 全景パース

完成予想図(フォトモンタージュ)

完成予想図(フォトモンタージュ)

合成前現況

合成前現況

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